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毒親 カウンセリング 子供との関係を修復する

毒親 カウンセリング 子供との関係を修復する

看護師・心理カウンセラーの渡辺由紀子と言います。

子供に毒親と言われた、大切に育ててきたのにと思うと、くやしいし悲しい。
それでも、自分にそんな要素があるのなら、改善していきたい。

そんな思いで、このサイトを探しあててくださったお母さんは、随分柔軟な方です。大概の親は、子どもから罵られても、自分が悪いのかもしれない、といった所に意識はいかず反論を始めます。
大事に育ててきたのに、なんでそんな受け止め方しかできないの、と。
言い訳をしたり、罵倒したりで、ますます子供との関係をこじらせてしまう方が大半なのです。

自分は大切に思って、良かれと思って育ててきたのに、何かしら子供の思いとずれてしまったのかもしれない。
親には親の思いがあるけれど、子供の言い分も聴いてやらないと、と思えるならその時点で問題の半分は解決しています。

今まで、の子供とのかかわりに毒親的な要素があったにしても、子供との関係を修復していくのは、そんなに難しい事ではありません。

気持ちがずれた事を謝罪する

子供へ手を上げたり、基本的な世話を怠ったりする親も毒親に違いはありませんが、どちらかというと、毒を盛るというより、力で抑え込む感じ。
これはこれで、大きな問題ですが、このごろ、ネット上に氾濫している毒親のイメージは、文字通り、子供に毒をもるような事をする親を指します。

それも、困った事に、親自身はそれを薬だと思っている事が多いのです。

人さまに後ろ指を指されないお行儀の良い子になった欲しい。
社会的に地位のある仕事について、経済的にも豊かな生活をして欲しい。
そんな事を望んで、子供を社会に適応できるようにしつける事のどこが悪いのだ、と思われる方も多いと思います。

自分は医師か弁護士になれと言われた育った、東大以外は大学のうちに入らないと言われた。そんな惨い事を子供にはしたくないと思って、大学くらいは出ておいた方が良い、以上の事は言わなかった。
それなのに、子供は自分を思い通りにしようと圧力をかけてきた、としか言わない。

いったいどういう対応を望んでいるんだ、といった親御さんの声もうかがいます。

本当に、子供は勝手なものです。

それでも、子供に毒親と言われてしまった事に、何かしら申しわけないような気持ちを持てるようなら、その気持ちのままに子供と向き合うのが良いと思います。

お母さんは、それが良いと思ったんだけど、ゴメンね。
お母さんなりに、精一杯だったんだけど、悪い事をしたね。

皮肉や、嫌みが混じりそうなら、まだ、その準備はできていないので、下手に口にしない方が良いと思います。

真剣に謝罪をする、というより、気持ちがずれてしまって、申しわけない、残念、といったニュアンスが良いと思います。

できなかった事は詫びない、恥じない

子供が都会の大学に行きたがったのだけど、経済的な理由で行かせてやれなかった。こんな事で、恨み事を言われた時には取り合わない事です。

本当に力があれば、奨学金も働きながらの進学もあり得るのですから、本人が頑張れば良いのです。

自分が進学を望みながら、奨学金の返済が大変になってくると、進学を無理強いしたと言わんばかりに親を責めるような話を聴いて愕然とした事があります。

親は、老後まで見据えた経済設計をした上で、言ってみればその余力で、子供に教育を受けさせれば良いと私は考えています。
このあたりは異論もあるでしょうが、後から、あなたの為を思ってすべてはたいたのに、と子供に経済的、精神的な負担をかけるようなら、そうならない事を優先した方が良いと思います。

両親そろった家庭で育てたかったけど、片親にしてしまったといった事も、ちょっと残念に思っている、くらいの受け止めで充分だと思います。
離婚した事への罪悪感と表裏一体なのが、あなたの為に、別れられないという感覚です。別れる事を勧めるわけではありませんが、この意識は子供にはいい迷惑です。

手さぐりで、子育てをしてきて、何とか一人前にしてきた子供に、毒親と罵られなければならないとは、親とは因果なものだと思います。
自分が、精一杯の事はしてきたのだという事に、しっかり誇りは持って良いと思います。

それが、子供に毒をもらない為の一番大切な要素かもしれません。

毒親にならない為に

子供に毒をもるとは、その子の本来の姿を侵食していくような言動なのだと、私は解釈しています。

同じ言動でも、子供の思いとマッチしていれば、それは子供への支援になります。
良い大学に行けとか、良家のお嫁さんを連れてきて欲しいと強要する事は、子供の負担になる事はわかりやすい例ですが、そんなパターンだけではありません。
自由に伸び伸びと生きて欲しいといった事でも、型にはまるほうが安心できる子供にはプレッシャーでしかないかもしれません。

一人暮らしをしたがる娘に、お母さんを置いていく気なの、と言うといった事も猛毒だと思います。
巧妙にやる親は、あなたも、お母さんと暮らすのが望みなのよね、といった話の仕方をしたりします。娘の側が、自立心が強くて、その手を振り払えれば良いのですが、言われてみればそうかもしれないと自立する事へ罪悪感で、家を出る事をあきらめる事も多いものです。
その後、母親の眼鏡にかなったお婿さんを迎えられればお話しは丸く収まるのでしょうが、40代まで一人で、家を出してくれなかった親を恨んでいるというのは珍しい話ではありません。

子供が自立していく事は決して嬉しいだけの事ではない事は私も良く知っています。寂しいといった言葉で語りきれない虚しさもあります。

それでも、お母さんもやりたい事をするからあなたはあなたの人生を歩んで、と言える親でありたいものだと思います。

子供との一時絶縁から、修復まで、私も一通り踏んできました、お手伝いが必要な方に提供できる事もあると思います。よろしければ、おいでください。

子供に毒親と言われ絶縁したいと言われた時 親はどう対処するか

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