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親への恨み が払拭できない時

親への恨み が払拭できない時

心理カウンセラーの渡辺由紀子と言います。

親子関係のご相談は頻繁にいただいています。

親を恨んでいる。
今も拘束されて辛い。
そんな方には、親への絶縁を提案する事もまれにはあります。

それでも、実際のご相談で多いのは、
親との関係が良いか悪いかわからない、
何か窮屈で鬱陶しく思うのだけど、
恨んでいるというのも違うと思う。

それでいて、実家に帰りたくない。
母の日だの、親の誕生日だの忘れるわけにはいかない。
お金が惜しいわけではないが、強要されているような気分になる。

そんなお話しです。

そんな大人になった子どもが、
仕事をやめると親元に帰ってしばらく食べさせてもらう。
自分の子どもの幼稚園のお弁当は作ってもらっている。
といったお話しを聴く事もあります。

どちらかと言えば、
親が損な役割なのですが、
それでも喜々としてやってしまう。

親とは因果なものですが、
それでも子どもの心にある思いは
知っておいた方が良いでしょう。

傷は傷として認識する

親に人格を否定された。
何かにつけて生まなければ良かった、とか、
姑に似て可愛げがない、とか、
妹と違って不細工だとか
ひどい事を言われていた。

そんな事を思い出すと、
怒りとも哀しみともつかない気持ちになる。

ふと、親にそんな事をもらした時に、
大事に育てたのに何を今さら、と言われた。

大事に育てられたなんてとても思えないけど、
叩かれた事は、一二回
家のお金を盗んだ時くらい。
それはそれで悪かったと思っているし、
それを恨んでいるわけではない。

ただ、人格や存在を否定するような言葉は許せない。

それなのに、同年齢の友達だって、
うちだってそんなもんだよ、
今さら、大人げないよ、という。

そんなものかと自分を宥めようとするが、
どうも収まらない気持ちがある。

その一方で、親を怨む事への罪悪感もぬぐえない。

そんな時に、子どもさんの側に関わる時は、
親への恨みをきちんと認識する事をお勧めしています。

そんな時は、
場面を特定して、
あの言い方はないよね!
親の資格ないよね!
他の場面で大事にしたからって許せない!と、
自分にしっかり言ってやる事です。

許さない事に自分でOKを出す。

場面と場面を特定してネガティブな感情を認識する。
恨みを口にしていると、
どこかで傷を負いながらも頑張て生きてきた自分に行きつく事ができます。

これは、自分をこれ以上傷つけない為にも、
恨みを募らせて親との関係を拗らせない為にも、
大切なポイントになります。

子どもの側は許す許さないの前に、
このプロセスを丁寧に踏んでみる事を省かないでください。

親がきちんと謝罪する必要があるのもこんな場面です。

他の要素で憎しみを増幅しない

全体としてそんなに悪い関係ではなかった。

恨み事がないわけではないが、
概ね可愛がってもらったと思う。
それなのに、このごろ妙にイラつく。

子どものころのネガティブな場面ばかりが思い出される。

そんな時は、
自分に別の方面から負荷がかかっていないかチェックしてみるのは
大切な事です。

体の疲れが溜まっていないか?
仕事のストレスが増えていないか?
子どもが反抗期で喧嘩が多くなっていないか?

昨日今日ではなく、
過去少なくても一年の状態をみてください。

コロナで在宅ワークになった、とか、
収入が減ったとかいった事も大きなストレスです。

結婚とか、出産も望んでいた事であっても
負荷がかかっている状態です。

そんな時は心と体に負荷がかかって、
うつ状態になっている事があります。

病気とまではいかないけれど、
エネルギーが枯渇しているような状態。

そんな時は、イライラしがちで、
周囲との関係も悪くなりがちです。
ちょっと口うるさいけど、悪い人ではないと、
まずまずうまくやってきた上司のちょっとした叱責を
パワハラよばわりして嫌われたりするのも
よくある話です。

そんな時に、親への怒りがよみがえってくる事があっても
不思議はありません。
その場で、そんな状態に気づければ良いのですが、
なかなかそうはいきません。

いきなり、いままで思いだす事もなかった
親への恨み事が噴出してきたり、
子どもに恨みをぶつかられたりした時は、
相手は他の事で疲弊しているのではないか?
と見てみるのも大切な視点です。

これも、育っていく課程で
親にしっかりと受け入れてもらえなかったから、
人を信じにくくなった、
という要素がある事もあります。

しかし、親の対応だけが原因であると
言い切れない事も実際は多いのです。

同じ言葉で対応しても、
ある子どもは聞き流したり、愛情表現だと思ってくれます。
ある子どもは都合が悪い事がおこった場合だけ、
思い出して親を責めてきます。

こんな時は、親に余裕があれば、
ごめんごめん、母さんも若かったから、と
流していく事です。
時には、放っておいても良いくらいです。

買って欲しいお菓子を握って、
スーパーの床に座り込んで泣きじゃくっていく子どもに、
だだをこねたら親は思いどうりになると思わせるが良いとは思えません。

区別がつかない。
どう整理したら良いかわからない時は、
カウンセリングでお手伝いができます。

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