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インナーチャイルドを癒す 自分で自分のママになる

インナーチャイルドを癒す 自分で自分のママになる

看護師・心理カウンセラーの渡辺由紀子と言います。

包容力のある人、職場でも良い上司だろうと思われる方から、
人には言ってやれるんですけと言ど・・と言われる事があります。

頑張りすぎないでね。
無理するんじゃないよ。
気力だけでは空回りするよ。

そんな言葉をご自身に言ってあげてくださいとお話しした時です。

管理職には、、仕事の成果を上げるという責任がついてきます。
会社からは、父性的な役割を求められます。

部下、仕事に気持が向いていて力を発揮したい時は、バリバリ引っ張っていってくれる父性的な上司を求めます。
それでも、体調が悪い時や子育ての時は、そこに理解を示してくれる母性的な上司を求めるものです。

一人二役は大変です。
自分で自分を叱咤激励して疲れているのに、さらに頑張る事を求めてしまう。

自分に対しては、厳しい父親の役割しかとれない方が多いようです。

管理者に限らず、社会の中で良い評価を受けている方、
いわゆる社会適応の良い方。

それで余力がある時は、そのパターンで良いのですが、
実際は息がきれているのに、そのパターンを崩せない方がおられます。

自分の中のチビは泣いていませんか?

時々そんな事を投げかけてみます。

自分の中に、小さな自分がいる事にも気づいていない方が
大部分です。

最初は怪訝な顔をされる事もあるのですが、
自分の中の子供の存在を認識する事ができるようになっても甘やかしたら大変。
どこまでも、落ちぶれていってしまうと言われます。

そんな方は、親に何をやっても褒められなかった。
期待され大事にされたのかもしれないけど、
頑張る事があたり前だった子供時代を過ごしている方が多いようです。

アダルトチルドレンという言葉も一般的になってきました。
機能不全家族。
親が親の役割をとってくれないような家庭で育った子供。
子供のころから、親に対して保護者のような役割を担わざるおえなかった人を言います。
(学術用語ではありませんが、心理学でもある程度受け入れられている概念です)

アダルトチルドレンを自覚している方でしたら、
自分には厳しく、親には気を使ってやさしくするパターンがある事。
それが、社会人になっても仕事などの面で出ている事に気づいていただけます。

それでも、その子を甘えさせてあげる事は
ちょっとハードルの高いテーマのようです。

自分に対しては、やたらに厳格な父親しかいないような感じです。

子供は小突けばもっと泣く

そんな方には学校に入る前くらいの、自分の子供が泣いて帰ってきた時、
どうしますか?というお話しをします。

たとえその子に被があっても、
悔しいね、悲しいねと言ってやるのが先ですね。

いきなり頭を叩いて、
お前が我儘だからイケないんだ!と怒鳴れば大泣きします。
親の言葉など入る隙はありません。

自分の中のチビにも、
よくやっているね、と言ってやるのが先です。

一言二言、おざなりの言葉をかけてやるだけではダメです。

しっかり抱きしめて、泣き止むのを待つ。

次のステップに行くのは、その後の話です。

親と自分を置き換えて自分が理想の親になる


自分の中にいる親を追い出して
そこに自分を置いてみるのはどうでしょうか?

自分が自分の理想のママになって、
自分を育てていく感じです。

人に対して優しい言葉をかけてやれる方でしたら、
自分にやさしくする事は、
自分に許可を与えればできるはずです。

最初は違和感があっても、
よくやっているね、と言ってみるのです。

それくらみんなやっている事だ、と自分のチビが反論しても
それでも、君が頑張っていると言ってやる。

褒められて嬉しくない子供はいません。
違和感があるのは、受け取る事に慣れていないから。
これまで、許可されて来なかった感覚だからです。

少しずつ慣れていくと、それが当たりまえになります

この時大切なのは、立派な自分だから認めてやるのではない事です。

小さな自分が健気に頑張っている事を認めてやる感じ。

そんな自分を認めてしまったら、そこに留まってしまう事が不安と
おしゃる方もおられるのですが、
そこで頑張って頑張って空回りしても、
さらに自分を追い込む事は決して成果結果にも繋がらない事は
わかっていただけるのではないでしょうか。

自分を追い込んだあげくに心療内科を受診しながら、
カウンセリングにお見えになる方とも接しています。

病気をきっかけに自分のパターンや生活を見直すもの良いのですが、
できれば、病気になる前にならないようなっパターンを
身に着けていただければと思います。

その為にも、暖かく自分の面倒をみてあげる
自分の理想のママになってください。

*ご自身で難しい時は、お手伝いできます。

それでも、自分といつも一緒にいるのは自分ですから、
自分が自分を大事にしていただければと思っています。

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