オンライン カウンセリングはほぼ三日以内の対応が可能です。

宴会が辛い 自意識過剰か 人にどう見られているか不安になるだけ

宴会が辛い 自意識過剰か 人にどう見られているか不安になるだけ

看護師・心理カウンセラーの渡辺由紀子です。

みなさんは、職場の宴会は楽しめていますか?

お酒も飲み会も大好きな人、呑めなくても楽しめる人がいる一方で、お酒は好きなんだけど、宴会は辛いという方もおられます。

気の置けない仲間でも大勢で騒ぐのは苦手な方もおられますが、会社の忘年会などが楽しめないといった方の方が多いでしょう。

そんな方が、それなりに飲みの席で、比較的気持の良い時間をすごせる方法を考えてみました。

宴会に親睦を深める事は最初から期待しない

同期と飲みに行くとか、若手の集まりに声をかけてもらう時ならともかく、半ば公式の飲み会で、親睦を深めるがうたい文句になっていても信じない。

無礼講と、親睦を深めるは、ただのお題目と思う。

下手にどこかで、上司と親しくならなければならない、などと思うと余計、自分の本当の気持と開きが大きくなります。

はっきり言って、会社の宴会は、偉い人をもてなす場所くらいに思っているのが正解です。

宴会が好きな人は、それを自覚しながら、利用していきます。

宴会が嫌いな人は、そこが割り切れない。
せっかくの場所なのだから自分を売り込もうとも思えないし、行かないという方にも割り切れない。

どちらかに、割り切ってみようとしてみるのも良いかもしれません。

決着がつかないなら、しゃ~~ない付き合うか、と言う気持を自覚する。

それで良いのです。

どこかで、楽しめないなければならないと思うと、よけい辛くなります。

会費を払って仕事をするような状況は意に染まないかもしれませんが、仕事と割り切るのも一つの考え方です。

宴会の席での目立たないふるまい方

話好きな人に着く

自分が場を盛り上げるような話が下手だと思う方は、話好きな方の後ろについていれば良いのです。

話しだがる人より、聴いてくれる人の方が、喜ばれます。

ただ、お説教の好きな人も結構いますので、そのあたりは注意が必要です。

普段の勤務態度や、上司への態度などをほじくり返されるようなサッサと退散しましょう。

ちょっと共感できる、仕事への理想を語る人などはねらい目です。
ちょっとお説教くさい所があっても、学ぶ事もありますし、仕事熱心な人に好かれて損はありません。

時々、相槌を入れられればなお良いですが、頷いて聴いているだけでも、相手から喜ばれます。

自分に目が向いているような気分になった時

自分が、コミニュケーションが苦手だと思っていると、皆が話ができない自分をみているような気持になる事もあります。

しかし、これは9割以上が思い過ごしです。

反対に、自分に近い人。盛り上がれないで黙々と飲んでいたり、壁の華になっている人を意識してみてみる。

自分が自分の嫌な面をみるようで、ちょっといらっと来るかもしれません。

周囲の人が、その人に関心を払っているかを見てみると、ほとんど目が行っていない事に気づく事ができます。

自意識過剰は指摘されたり、抑えようと思ってもうまくいきませんが、自分で自覚すると、大分楽になります。

人間観察も面白い

飲んでも食べてもあまりおいしいとは思えない人にお勧めするのが、人を観察する事です。

相手は無防備になっているので、普段見せない姿を見せてくれます。
この人、こんな所があったのだ、と見ていく。

それを、仕事の場での付き合いに生かそうと欲張る事はありません。
ただ、人には、いろいろな顔がある事を眺めて面白がっていると、自分に向いている意識が程よく中和されるような気がします。

行く行かないは自分しだいで良い

結局、宴会は、無理をしても行った方が良いのか、ちょっと気まずくても断った方が良いのか?
答えが欲しい方もいらっしゃると思います。

どっちでも良いんじゃないんですか、と無責任な答えしかできません。

ただ、後を引くような辛さがあるなら、無理をする事はないし、
今まで楽しめなかった事をそれなりに楽しめるようになるのも豊かさなのでは、というあたりが私なりのお返事です。

会費を払って、終業後の時間を使っても、この関係に乗る事が得か、
所詮、疲れるだけで損なだけか、
人付き合いもできない奴と思われる方が損か、
といった視点から考えてみるのも良いかもしれません。

正しいか間違っているかではなく、損得というのも物を決める基準としては使える物です。
他の時にも、そんな事も思いだしてくださればと思います。

Follow me!

PAGE TOP