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食べる為に働いてるのはつまらない 生きがい やりがいのある仕事をしたい

食べる為に働いてるのはつまらない 生きがい やりがいのある仕事をしたい

看護師・心理カウンセラーの渡辺由紀子と言います。

やりがいのある仕事をしたい。
ライフワークと言える物が欲しい。

若い方だけではなく、どの年代の方にもある気持のようです。

扶養家族がいる年代では、経済的な安定が先だったけど、
子供が巣立ったから、早期退職をして起業する。

これも、大きなお金が欲しいというより、やりたかった事をやる
という側面が大きいように思います。

私自身もそんな所があります。

子供が生まれた時に、この子を育て上げるまでは
仕事をしていくと決めたのは、決して仕事が好きだったわけではありません。
経済的な安定をしっかり確保しておきたかったからです。

子供が結婚した年に、長年の夢だった訪問看護に転職。
今思えば、もっと早く転職しても生活に困らないくらいの収入は得られたと思うのですが、
公務員である恩恵もどこかで感じていたのかもしれません。

50代の転職でコミュニケーションにつまずいたのが、
心理療法を学ぶきっかけになり、今の仕事に結びついています。

生活の為に働く事がどんな事か、
生きがいやりがいのある仕事をしたい思いがどんなものか、
体で知っています。

生活の為の仕事と、やりたい仕事。
対立しているわけではありません。

それでも、暮らしの安定や豊かさを優先するか
やりたいという気持を優先するか
選択を迫られる事もあると思います。

そんな時に、考慮に入れて欲しい事を整理してみました。

自分が親に言われて、当初は反発を感じていた事などもあって、
苦笑いしながらです。

仕事の選択で絶対に考慮に入れて欲しい事

親に散々言われてきたような事を再度言われるのは嫌だという方は
ここは飛ばしてください。

それでも、違う言葉で言われるとふと入るかもしれません。
ある程度の年齢の方には、言わずもがなの事だとも思います。

その仕事で生活は成り立つか

大きな会社や社会的に地位のある仕事が大切と思うかは、
人それそれだと思います。

親がそのあたりを、うるさく言うので嫌になる。
自分は自分の価値観で仕事を決めると言うのは
至極、全うな考えだと思います。

ただ、そう一方で、
いい年をして生活は親がかりというのはどんなものでしょうか?

親だって、好きで仕事をしているとは限りません。
ある年齢になれば、自分の口を養う事だけ考えたいと思うのも
もっともだと思います。

お小遣いをもらわなくなった事を自立と思わないといった姿勢は
大切な事だと思います。

家を出て一人暮らしをする事がすべてではありませんが、
それができる位の収入が得られるかは、自分でチェックしていただきたい所です。

それが、年を重ねた時に自分を守るスベになります。

その仕事は積み重ねがきくか

人生は今だけではありません。

昨日のブログには今ここが大切と言っておきならがになりますが、
先を考える事も大切です。

積み重ねは広くとらえていただいてかまいません。

技術でも、経験でも、人間関係でも。

年を重ねると、それから新しい積み重ねをしていくのは大変になります。

お金の貯金も大切ですが、経験の貯金はもっと大切だし有効です。

資格も少しは助けになりますが、
資格はあっても未経験では対して使えないとみられてもしかたありません。

仕事に生きがい やりがいを見出す方法

好きな仕事、興味のある仕事に就くに越した事はありません。

最初から、条件が良い所、といった発想だけで仕事を選ぶと後が辛い。

体が楽、気づかれしにくい仕事も程度問題です。

終日、保健室に詰めているだけといった仕事をした事もありますが、
1日が長くて辛かったものです。

地味な仕事であってもやりがいは欲しいものです。

仕事には興味と適性が大切

どちらかが、極端に欠けているとおもったらやめた方が良いです。

特に適性は自分も辛いし、周囲にも負担をかけます。
周囲の評価で自分を傷つける事
言われた事に傷つくだけではなく、それで自分を責めるようになる事が
カウンセラーとしては一番心配です。

逆にその両方がとっても高い仕事を
探し回らなくてはならないかというと、
そうでもないように思うのです。

時々テレビに登場するような
パートから店長、さらには管理職に抜擢されたような人の
働き方は良いお手本になると思います。

そこの生き字引のようになって重宝がられる。
提案した事が通りやすくなって、意見を求められる。
だいたいそんなプロセスを踏んでいます。

そんな姿勢を真似ていけば、
管理職に抜擢されないまでも、
職場の居心地は格段に良くなります。

私も50台後半になって、やめられない程、
職場が居心地の良いものになってきました。

目の前の仕事と目の前の人を
大切にする事が出来るようになったからでしょう。

ないものねだりをして不満を言わなくなった。

若い子も管理者もちょっと愚痴めいた話もしていく。

カウンセリングでかかわるなら自己洞察を求める所ですが
職場のかかわりでは受け止めるだけです。

それが求められている事と思うからです。
求められる事をやるという事も大切なポイントです。

業績とやりがいはわける

仕事の業績を認められるのは喜びです。

ただ、評価を得られる事とやりがいは別
と考えた方が良いと思います。

評価される事が喜びなら、
それはそれで良い。
むしろ一人よがりのやりがいより、
業績を上げる事に喜びを見いだす方が
組織人としては好まれるかもしれません。

ただ、認められるられないに関わらない所に
やりがいを感じても良いのです。

コピー機に用紙を補充しておく一つでも
気を配ってくれる人がいると
職場は円滑に回ります。

そんな事に気を配れる人になるのも
良い事だと思います。

そんな事では物足りないなら、
自分の力量に過不足ないやりがいを探しましょう。

過不足がないのはとても大切な所です。
自分の可能性を探求するのは、若い人の特権。
30代の後半にもなれば、組織人の中でどこまで行けるかは
嫌でも見えてきます。

だからといって、上に行けなかった事を
負け組だと思う必要はないように思います。

誰にでもできるけれども
人が好んでやりたがらない仕事がどんな職場にもあります。
そんな事を丁寧にやるとみる人は見ています。

神は細部に宿る。
すきな言葉です。

若くてエネルギーが余っている時は、
喧嘩腰のような可能性への挑戦も良いのですが、
それが全てではない事も
心に留めておいてください。

やれる範囲で、大事に働くと周囲が大事にしてくれます。

そんな働き方も、悪くないように思います。

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