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誰も味方がいないと感じる時 味方を作る方法 仲間を作って事を上手に進める

誰も味方がいないと感じる時 味方を作る方法 仲間を作って事を上手に進める

看護師心理カウンセラーの渡辺由紀子といいます。

人に嫌われているとか、嫌われているように感じてしまう
と言うことに関していろいろ な方向から何回か書いてみました。

これと重なることもあるのですが、
少し違う角度からのご相談に
正しいと思う方法に事を進めているのに、
誰も味方がいないと言うことがあります。

積極的に攻撃してくるとか
嫌っていると言うのでは無いかもしれないけれども、
何か意見を言ったときに
自分に同意して仲間になってくれる人がいない
といった状況です。

そんな時は、孤独感孤立感でいっぱいになって
何もかも投げ出したいような気持ちにな ります。

仕事の面でもそうですし
学校の保護者会等でかかわり、
介護をめぐる問題などの 場合もありま

漠然とした孤独感や孤立感については別に述べることにして
まず、物事を進めようとするときに
味方がいないと言う事について考えてみたいと思います。

あなたに味方がいない理由

そんな時まずお勧めしたいのは、
周囲の人がその事象に対してどんな考えを持っているか
と言うことを確認してみることです。

自分が言ったことだから味方になってもらえないのではないか
実は自分は嫌われているのではないか
といったところに意識が 行きがちな方もいらっしゃいます。

そんな可能性も一定程度があるわけですが、そうとは限りません。
そこに 意識がいってしまっては
問題は解決しないことがあります。

変化を望んでいない

誰も味方がいないと言う事は、
そのことに関して
周囲が自分とは違う意見で一致してい ることもあります。

概ね、現状維持で良いのではないかという意識です。

物事には流れのようなものがありますから、
流れが自分の考えと異なるときに
それに抗っていくのは大変なことです。

これは良い悪いではありません。

この状況の中で自分の思うように事を進めようとしても、
人が同じように労力を惜しまないとは期待しない方が良いかもしれません。

まず、どれくらいの労力がかかることなのか、
その労力を使っても
そして、一人でも、
やはり自分は自分が思うように事を進めようと思っているのか
とい ったことをいちどチェックしてみるのが良いと思います。

そこで、自分に納得が得られないようなら
早めに撤収するのも知恵
立派な方策です。

いちど言い出したことだから とか、
意地のようなもので頑張るのはエネルギーの無駄遣いです。

みんながそう思っているのならまぁそれでいいや
と思うようでしたら、
黙って意見を引 っ込めることで充分だと思います。

改めて自分の意見は間違っていたかもしれない
などといった釈明は必要ありません。

それでも、やっていきたい事であれば、時間はかかる事を覚悟の上で取り組むのもありです。

損な役まわりを都合よく押し付けられた

味方がいないもう一つの理由に、
誰もそのことに関わりたがっていないという事があります。

下手に自分がそこに問題意識を持ってしまった ばっかりに
都合よくその役割を振られてしまっている
といったパターンです。

こんな時は、これは皆でやるべきことだよね、
と言う提案をして周囲を獲得していくと言うのが王道です。

掃除の人が入っていないような職場で
意識がそこに向いている人だけが
掃除を引き受け ているといったような事は時々見られます。

そんな時にみんなで掃除をしましょうとか
当番制にしましょうといったことを
きちんと提案してことを進めるのが1番良い進め方 だとは思います。

それが無理だと思うのでしたら、
自分も掃除をしないとか
自分のデス クの周辺だけ片付けておく
といった動き方もあると思います。

ありがちなのですが良くないパターンは
誰も掃除をしないと言う不満だけ
1人でため込んでいくことです。

周囲の人があ の人に押し付けておけば良い
といった気持ちで掃除をしないとは限らないのです。
単にそこまで気持ちが回っていない
といったことの方が多いように思われます。

兄弟の間で介護の問題を分かち合う時
同居している親族がどうしても担いがちなってしま います。

これまでお世話になってきた比重も大きいのだから
と納得できている場合なら良いのですが
同居しているからといって当たり前だと思わないで欲しい
しっかり協力し てほしい。
介護を引き受けるから相続の時には考慮が欲しい
と言った場合はしっかり言 葉にしていくことが必要になってきます。

察して欲しいと言うのはお気持ちはわかりますが
最初から無理だと思っていただいた方が良いと思います。

この問題は
半ば気づきながら見ないふりをしているようなケースは
いくらでもあります。

親も年齢がいって、だんだん大変になってきたし
これ からどんなことが起こるか分からない。
私がたまたまここにいるからといって
全てのこと を引き受けられるわけではないのだ
と発言しておくことが必要になります。

面倒な話ではあるのですが
ここでいい顔しておきながら
最後に相続などで配慮してもらえないと言って、
恨みがましいことを言っても通らないのが実情です。

そんな時に兄弟に恨みを残すのはもっと辛いことではないでしょうか。

功を急いで敵を作らず 足場を固める

正しくても少数派になるのは怖いもの

周囲から味方を得られないことの一因に
自分の普段の態度から味方を得られないと言うことも
考慮に入れておかないわけに はいきません。

自分が賛同を得にくい言動していると言うことです。

これは自分が間違っていることを言っているとか、
自分勝手なので味方についてもらえ ないといった場合もなくはないです。

しかし必ずしもそうではありません。

たとえば、あなたが正義感が強くで上と対立する事も辞さないような場合。
心の中では賛同していても、味方になってくれる人は少ないものです。

全体の流れに 抗うことを言うと少数派になる。
それが怖いのであなたの味方になろうとしないのは、
一般的な心理です。

職場などではよほど上司の信頼も厚く
仕事を移譲されるような形でない場合は
自分の意見を 通そうとすると周囲から浮きがちになります。

そんな人についていく人はなかなかいません。

これは言っていることが
間違っているとか正しいといった物差しで考えようとすると
話が難しくなります。

むしろシンプルに
権威のあるものは周囲の支援を受けやすくなるし
権威の後ろ盾がないものが発言していく事は
より難しいことだと考えてしまった方が楽なよう に思います。

自分の人間性の問題や
相手の器の問題と混同しがちになることもありますが
私はもっと シンプルに
少数派について自分も孤立してしまうことが怖い人が多い
と言うだけのことだと思います。

丁寧な根回しで事は好転する

こんな時は昔ながらの言い方になりますが
しっかりした根回しが大切になってくると思 います。

突然全体の流れと違うことを言い出すと、上司からも押さえにかかられますし
自分の 居心地も非常に悪いものになります。

自分はこんな意見を持っているのだけれどもどう思う?
と言ったようなことを丁寧に周囲 に話をして味方を増やしておく
その上で公的な場で提案をする。
そんな当たり前の手順 を丁寧に踏んでいくことが
大切になってくると思うのです。

言っている事は間違いがないのだから
そんな面倒な段取りなどは必要ないはずだ
と思いたい気持ちもわかるのですが、
発言してみて味方だと思っていた人が引いてしまう
ということが怖いのでしたら、
そこは省かないことが大切になります。

味方になるようなことを言っていながら
最後は権威がある人についてしまう人がいて傷つく。
そんなこ とを言われる方もいらっしゃいます。

こんな場合も相手を責めるよりも
自分の段取りの 仕方がいまひとつなのかもしれないと
振り返ってみることが大切だと思います。

その人と自分が同じ意見を持っていてもそれを言いだすと
周囲からハブられるような状態であるときに
相手の人に自分の味方になってくれと言うのは酷な話です。

自分の意見を通そうとするとき
自分の味 方になってくれる人は
自分が体を張って守っていくような意識が大切になると思います 。
喧嘩をした所で勝てる公算はすくないのですから
敵を作らいないという発想が現実的です。

上手に周囲を巻き込んでいくことができれば
自分の味方になってくれる人が必ず出てくるものです。

自分に味方がないと感じるならば
人を味方につけるだけの努力がまだ自分には足りない
と言う意識を持っておく事は大切なことだと思います。

周囲の誰も自分も孤立したくないし
あなたのことを孤立させようとしているわけではありません。

あなたのことも守るので
私の意見に賛同して一緒にやってほしいと
丁寧に説明して同意を得ていくことさえ忘れなければ
状況は好転していくと思います。

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