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「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由 を読んで 仕事をやめる前に知っておいて欲しい事

「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由 を読んで 仕事をやめる前に知っておいて欲しい事

看護師・心理カウンセラーの渡辺由紀子と言います。

「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由、という本が売れているようで、私も店頭で平積みされているのを見て買ってみました。

死ぬくらいなら仕事を辞めるは、一つの正解です。死んでしまっては何にもなりません。それでも、ちょっと待って、と言いたいケースは多々あります。

やめてしまって、思うように次の仕事が決まらない。あせって死にたくなる。

転職したものの、心が回復していない事に加えて、ストレスの多い環境でまた行けなくなったといったお話しを聞く事があまりに多いからです。

環境が変わってもダメ、と思うと、それこそ死にたくなります。

本の方は、やめる決断をしてもかまわない、といった方に話がシフトしているようで、それはそれで気になりました。
辞める前にできる事、考えておかなければならない事はまだあるのです。

闇雲に頑張れというつもりはありませんが、少なくともこれだけは、考えておいて欲しい、という事を書いてみました。

やめる前に、休職できるなら制度を使いきる

大手なら、診断書を出せば、有給で休める制度はあるはずです。

会社に迷惑をかける、とか、同僚に申しわけない、といった気持ちは動くと思いますが、しばしば当日に連絡して休んでしまう、といった状況なら、早めに受診して診断書をもらって休む事です。
出てくるかどうかわからない人を待つ事の苛立ちを考えれば、休むなら休んでもらった方が良いというのが、大方の同僚の気持ちです。

派遣などで、休む事が収入がなくなる事と直結する場合なら、休む事への負い目のようなものは少なくなると思いますが、収入がなくなるのも重い事です。
それでも、休職を勧められるような状況なら、親や配偶者の援助を受けてでも一定休んだ方が後の経過は良い事が知られてきました。
理解を得るのは難しいかもしれませんが、頑張るなら、無理していく事ではなく、休める環境を整える事に尽力していただきたいと思います。

診断書が出るなら、休ませないわけにはいかないだろうけれど、給料を払う力のないといった会社も実際にはあるものです。そんな時でも、あわててやめない事です。退職おすれば、医療保険も自分で全額払う事になります。

給料は払えないけど、医療保険や年金分は、払っておいてくれるといった事は可能かもしれません。
後で、返すにしても、それだけでも助かるものです。

とにかく、首の皮一枚でも、会社につながっている事ができるのなら、退職よりは休職をとりあえずは、お勧めしたいと思います。

心が弱っている時は適格な判断ができない

退職を避けた方が良いもう一つの理由は、会社に行けないほど、心が弱っている時は、まず、全うな判断はできないからです。

やめない、という事は、やめないと判断するというより、判断を先延ばしするようなイメージでとらえていただくのが良いと思います。

フルに働けない者が退職を言いだしたら、引き止めてくれる会社は早々ありません。相当、会社に貢献してきたつもりでも、そんなものだと思っている方が良いです。
一度、言いだした退職は、撤回するのは難しいものです。書面で出していなければ、撤回して良いのでしょうが、ただでさえ、周囲に負い目があって言いだした事を取り消しますとは言いづらいのではないでしょうか。

うかつに、やめても良いような事を口にしない。
とにかく、回復したいと思っているので、様子をみて欲しいと粘るのが良いと思います。

やめます、といった一瞬はすっきりしたような気がするかもしれませんが、後悔先にたたずといった事はあります。

環境が変わったら仕事ができるとは限らない

仕事のストレスが大きい、モラハラ上司がいるなど、会社に行けない理由が思いあたると、職場をかえれば、仕事ができるだろう、という判断をされる事が多いのですが、必ずしもそうはいきません。

これは、行けなくなった事が、思いあたる理由が原因というだけではなく、その事をはじめとしたストレスで、心が弱りきっている事が原因だからです。
ちょっとわかりづらい文章になりましたが、注意深く読んでください。

思いあたる原因を取り除いただけで、出勤できるくらいなら、どこかで数日休みをとるくらいで、回復できるものです。

死にたいような思いで、仕事を辞めたいと思う時は、心が疲れきっている。ほとんど、ボロボロといった状態なのですから、新しい環境で働く事に耐えるのは難しいのです。

とにかく休んで回復を待つ

どの程度、保証があるかはともかくとしても、休むなら、診断書をもらって、休む事です。当日休の繰り返しは、職場の心象を悪くします。

昇格に響くのでは、とか、いろいろ気持ちは動くでしょうが、それこそ、死んでは元も子もありません。

休職しないでも、何とかなりそうだとか、どうしても休むに休めないと思う人は、週末は寝てすごす事です。
気分転換に遊びにいくといった発想は、悪化につながります。

終日、それこそ、体を起こすのは、トイレと食事くらいといった状態で、寝たれるのがお勧めです。
辛いのは、気持ちであって体ではない、と思う方も、体と気持ちは一体なのですから、まず体をとことん休めると、頭もまわるようになります。

カウンセリングでお手伝いできる事

カウンセリングは、こんな時に、焦る気持ちを緩めたり、自分を追い込む癖を少しづつ和らげていくようなお手伝いができます。

気持ちを収めるボディワークや、自分を追い込む癖を緩めるといったお手伝いは一対一のカウンセリングでなければ、難しいように思いますが、おいでいただければそんな方向からのお手伝いもできます。

これらは、外堀を埋めるような地味な役割です。
それでも、こんなサポートなしで、上手に休んで、復職にいたる事は難しいように思います。復職はしたものの、まわりへの負い目から、過剰な仕事を引き受けて、再度休職してしまう、といったケースはしばしば耳にします。

ただ、カウンセリングで良くなる、といったものでない事も、知っておいていただきたいと思います。

ご本人の治る力が、うまく働くようにお手伝いしていくようなものであり、再発につながるような心の癖をやわらげる為のものと考えて、うまく使っていただければと思います。

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