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入籍するか迷っている 結婚なんて するもんじゃない か 結婚して一人前?

入籍するか迷っている 結婚なんて するもんじゃない か  結婚して一人前?

看護師・心理カウンセラーの渡辺由紀子です。

結婚しなきゃ良かったという方、結構いらしゃいます。
時々頭に浮かぶという方まで含めれば、ほとんとの方がそうかもしれません。

一方で、バリバリのキャリアで、女性の目から見てもほれぼれするような方が、独身でいるというだけで、何か半人前のような気持ちが拭えないとおしゃる事もあります。

結婚した方が良いのか・・一言では言えませんが、メリット、デメリットを考えてみようと思います。

恋愛とか、パートナーがいるか、といった話と一緒にすると、話が広がりすぎるので、法的な結婚について今回は考えてみたいと思います。

結婚のメリット

結婚すると守ってもらえる

結婚なんていう形がなくても、彼は守ってくれるのだからこだわらないという関係も素晴らしいと思います。女性が守る側であっても同じ事です。

それでも、結婚のメリットは、二人の関係に国の保証がついてくる事、というと大げさ聞こえますか?

パートナーと一緒に暮らして、お互いに籍を入れる事にこだわっていなくても、親は籍を入れろとうるさくて、といういう話は私の若い頃はよく聴いた物ですが、今もあまりかわっていないようにも思います。特に女性の側の親が、付き合うのなら、生活を保障してもらえる状況で、とか、いつ子供ができても良いようにと、入籍を急がせる事が多いように思います。

籍を入れれば、簡単に分かれる事はできない、という事は確かですが、それが、相手から生活を保障してもらえる事と重なるわけではないと思うのですが、そのあたりは区別されにくいように思います。

それでも、息子の嫁と、息子の彼女では、男性の親の見る目も変わってきます。
何かあったら、援助する親族の範疇に入ってくる感じです。

その代わりに、親や、時には祖父母の介護の要員としてあてにされるようになる感じも否めません。
特に、女性が仕事をもっていないと、時間がある、息子に養ってもらっているからと当然視されたりするかもしれません。

何だか宛てにされるばかりで、助けてもらえそうにないと感じのでしたら、結婚という形は避けるのが賢明かもしれません。

人並み、一人前と見られる

結婚できる事が、人並みだとか言うつもりはありません。増して、結婚していないと人並みでないというのは偏見だと思います。

ただ、結婚している事で、普通、人並みと見る風潮はまだまだ根強いのではないでしょうか。

自活もしている、社会的に認められる仕事もしている。独身で何が悪い、と思いながらも、口にしたら強がっているように見られはしないか?
そんな見方がおかしいのだから、変えていきたい、という強さをもった方はそれで良いと思います。

ただ、一緒に住んでいるとか、一緒に暮らしたいと思うパートナーがいるのなら、窮屈な感じがするという事を理由に結婚を嫌がらなくても良いのかもしれません。

結婚して一人前みたいな言い方はどうかと思いますが、人生の窮屈な面、縛りのような物も背負っていくという意味では、大人になる機会ともいえるような気がします。

自分が人並みと思える事は楽な事です。
どんな状況であっても、そう思える世の中や、心の持ち方が望ましいのですが、状況が許すなら、外から整えてしまうのも悪い事ではありません。

家族の体裁が整う

これも、どうでも良い人にはどうでも良いと思います。
だから、これを理由に結婚を勧めるのも、どんなものかと思います。

ただ、入籍していない家庭で、子供を育てるといった事は、エネルギーが必要です。

できちゃった婚の理由はそれぞれでしょうが、二人の関係の間は入籍する必要はないけれど、子供にその状態を担わせるわけにはいかないという方も多いと思います。

子供ができたら、結婚しよう、それまではこのままで良いよね、といった関係もあって良いと思います。

結婚のデメリット

メリットの裏がデメリットなので、あえてお話する必要もないかもしれません。

婚姻関係には、親族が付いてきます。
良い関係であれば、楽しみが増える面もありますが、それなりに負担も増えます。

正月にスキーに行くというわけには、いかなくなるかもしれません。

入籍すると、簡単に分かれる事はできなくなります。
特にどちらかが、結婚という形を崩したくないと望んだら大変です。

同棲であれば、自分の荷物を持って家をでればすむ所でしょうが、籍が入っているだけで、住まいの家賃は誰が払うかといった問題からかわってきます。

特に関係が悪くなくても、経済的な所で折衷していかなければならないのを、デメリットと感じる方もいらっしゃる事でしょう。

女性はもともと好きで働いていたわけではなかったので、結婚を機会に仕事をやめたいと言い出した。二人で、働いて余裕のある生活を期待していた男性との間に確執が生まれた。
男性が女性に家庭に入って欲しいと望んだが、いざ一人の収入になると余裕がなくなって働いて欲しいと言い出した。大切に思っていた仕事をやめさせておいて今更と女性が激怒する。

お金を理由に、結婚生活がうまくいかなくなるのは、殺伐とした話ですが、ごく一般的な事です。

結婚生活は、愛だけで成立しているわけではありません。
お金と、家事の労力が基本にあって、愛はスパイスかもしれません。

DV 依存症がなければおいおい

本当は、結婚の前にわかって結婚自体見合わせた方が良いのですが、気配は感じながらも入籍して大変な思いをする事の代表が暴力と、依存症です。

これは治らないとみた方が良いです。

自分がいないとダメになると思って連れ添っている人の大部分が、連れ合いのDVや依存症をサポートしてしまっているのが現状です。

これはまた別の機会に書いてみたいと思いますが、そんなものだという事を頭の片隅においていただければと思います。

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